『モリーズ・ゲーム』①
『ソーシャル・ネットワーク』や『スティーブ・ジョブズ』の脚本家アーロン・ソーキンの監督デビュー作。実話ベース。女子モーグルのオリンピック候補選手のモリー・ブルームが競技で大怪我をし、バイトで食いつないで行く中でひょんなことから地下のカジノまがいのポーカー・ゲームの世界に足を踏み入れ、自らポーカー・ゲームの運営者に。
ストーリーはポーカー・ゲーム運営者としての顛末と裁判前の弁護士との打ち合わせという二段構成を交互に展開。
大枠はマーティン・スコセッシの『カジノ』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』さながらの女の栄枯盛衰劇。ズバリ、女版『カジノ』で、大まかに3つの賭場でいかにして儲け、生き抜くかを見せつける。地下の賭場や高級ホテルの一室でのカジノなど異世界の空間を満喫出来る。用語も多いがパンフレットを見ればOKだし、基本的なポーカーのルールや役を知ってれば楽しめる。