『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』
あれ、ジュマンジってコンピューターゲームじゃなくてボードゲームじゃないの?と思いきや、冒頭ですんなり移行。で、しかもドンドコドンドコする音や動物達の襲撃など思っていたよりもちゃんとオリジナルの『ジュマンジ』を踏襲している。
コンピューターゲームの世界でしかも独自のキャラクターになるくだりはいくつもプラス要素がある。まず、ドウェイン・ジョンソンという抜群なアクションキャラを存分に使え、よりアクション性&アドベンチャー性が高い物になっている。加えて、中身は各高校生のキャラクターが生きているので筋肉モリモリなのに弱気なロック様や中身がスポーツマンのアイテム補充&脇役係のケヴィン・ハートも中身とゲームキャラのギャップに悩み意外な面白さを産み出している。
ゲームの世界で違うキャラになるくだりはまさしく『アバター』や『マトリックス』のそれだが、結局違う自分になっても中身の性格というか中の人が重要というのもTwitterやマストドン等の本質をかなりついている。
お気楽にみれるアドベンチャー映画だが、意外にも浅くはない。