『パシフィック・リム アップライジング』
前作『パシフィック・リム』で色々やっちゃった中での続編はやはり難しい。
前作で長官だったペントコストの息子を中心にしての次世代の『パシフィック・リム』ストーリーだが、ジョン・ボイエガ演じるジェイク・ペントコストの後ろ向きなキャラのせいで中盤まで歯切れが悪い。
他、無人機イェーガーを奨める中国企業やキャラ立ち弱い新キャラなどどれひとつとっても貧弱なエピソード。
前作がいきなりメインテーマ曲をバックに出し惜しみなくロボット対怪獣をやったのに対し、本作はふにゃふにゃした音楽に中盤になりようやく出てくるロボット怪獣バトル。
前作ほど日本の特撮やロボットアニメへのリスペクトも薄く、超傑作の前作からするとどうしても厳しく見える。
後半のロボット対怪獣が頑張れたのでよしとしないといけないかな……