『ジオストーム』
ズバリ、人災ディザスター&事故映画。
ローランド・エメリッヒと結び付きが強い脚本家の監督作だけあり、エメリッヒの臭いはそこここにあるが、エメリッヒが監督をやらなかったことにある意味答えがある。
つまり、怖いのは人災>天災。
ダッチボーイが引き起こしたカオス理論の果てとも見えなくないし、自然気象・天災=神の領域を侵した天罰とも見えなくない。
いわゆる、普通のディザスター映画のつもりで見るとその現象周りのドラマはなく、映像のみで、味気なくおおざっぱに感じる。
現象の中での対応ではなく、外側からの対応なので、通常のディザスター映画とは違った手応えのアンナチュラルディザスター映画。