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映画版『ナラタージュ』の不満 4 

工藤泉他演劇部のキャラの造形

「居場所がなかった私に先生が居場所を作ってくれた」が泉が貴司にぞっこんの理由だが、彼女の「居場所がない」描写があまりにもなさ過ぎる。それにプールどぼん事件を起こしたわりには演劇部の奴らすんなり受け入れすぎ。

その初対面で黒川が高校1年の時に泉に想いを寄せていたかもしれない描写があるのに、その後はまるでなし。もったいない。山田もあまり追求しなさすぎ。おかけでこの二人は終始日陰キャラ。

ここまで余計なことをしないのはあくまでも原作を崩さないためなのだろうが、それをそのまま映画化するといろいろと矛盾点が出たり深味に欠けたりする。

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