『ノーザン・ソウル』シネマカリテ他公開中
『ノーザン・ソウル』、10代後半から40前後までディスコ、クラブに通いまくり、クラブイベント・DJをやっていたボクにはかなりストライクofストライクな映画だった!
イギリスのランカシャーのイケてない少年が町の小さなクラブで知り合った友人の影響でソウルミュージックとクラブDJ文化にそまり、のめり込み、成り上がる。
1974年のイギリスのランカシャー、ウイガンの様子が実に生々しく、イギリスでのソウル・ミュージック文化「ノーザン・ソウル」がかかるクラブの雰囲気、「ソウルトレイン」のようなフリーのダンスが飛び交うフロアの様子、裏で当たり前のようにキメまくるドラッグ、そしてDJ&客らの友情・恋愛、絆のひび割れなど、かつてディスコやクラブに何年も通う者には今日感度5億%!
イギリス映画で言えば『ナック』、『さらば青春の光』の系譜で、『ディス・イズ・イングランド』や『ハイ・フィディリティ』、『トレイン・スポッティング』の要素も垣間見える。
ソウルミュージックが好きな人やクラブやディスコに青春を捧げた人には絶対必見の70年代イギリスの「DJ道」映画だ!