『キャプテン・マーベル』3月15日公開 初見
原作「キャロル・ダンバース」「キャプテン・マーベル」と「アベンジャーズ」シリーズとしても「アベンジャーズ・ゼロ」とか「ビフォア・アベンジャーズ」に当たる作品で、アメコミアクション映画史上1、2を争う捻りが効いた脚本とコメディセンスを持ち併せた超傑作!!!!
ブーリー・ラーソン演じるヴァース(/キャロル)の時空を往来する物語と宇宙列強のクリー帝国とスクラル帝国の壮大な争いを掛け合わせ、地球=C-53でバトルを繰り広げる。
映画のテーマに“女性”“記憶”“直感”“マイノリティ”がある。公開前はこの“女性”がやたら強調されるマイナスイメージがあったが、これさえも映画の一つの味になってる。『マンマ・ミーア!』や『マーガレット・サッチャー』的なものは感じられるが、そこは必要最低限に留め、『ワンダー・ウーマン』に勝るとも劣らぬ女戦士の作品として楽しめる。
それと“記憶”というのがストーリーの中で一つのキーワードとなるが、『スター・ウォーズ』、『ブレードランナー』、『ゼイリブ』的な世界観やオマージュなど見ている映画ファンの記憶を揺さぶる作りになってる。