顔たち、ところどころ
仏の女性監督の第一人者でもあるA・ヴァルダとアーティストJRの共作のドキュメンタリー。ただ写真を撮っ壁に貼るだけのプロジェクトですが、そこは芸術家の2人中々オサレな仕上がりなんですよね。どうって事がないごく一般の人々の顔がいい感じの表情で、そこを引き出す手腕も見事でした。
方向性は違うけど、一般人を捲きこむタイプのアーティストでもあるバンクシー的なノリも感じました。
終盤、ヌーヴェル・ヴァーグの取り持つ縁についてのエピソードがありますが、ゴダールはやっぱりゴダールでした!私の中では、ひねくれ爺さんのポジションです。
あと、作中気になってたフォト・トラックですが、
浅間国際フォトフェスティバルで、登場していたそうです。これ、フェスで一台あればすごく盛り上がりそうです。
Perspective:トラン・アン・ユンx橋口亮輔
#appleginza
フランス人らしく喋り捲る濃い1h。エタニティは脚本が2バージョン存在した事や芸術は専制君主的要素があるから、安易に観客におもねってはいけないなど語っていて、中々収穫が多いイベントでした。それにしても橋口監督と同い年らしいですよ。見た目若いです。
フランス映画を中心にヨーロッパ映画が好き。