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クレアのカメラ 

I・ユペールは、ホン・サンスの作品に2本目の出演ですね。この監督の淡々とした物語運びと君と僕との物語な世界観が、私が苦手とするアジア映画の対極にあって割と好きです。
映画祭の時期のカンヌを舞台に、展開する小さな物語。ユペールは、いつものクールな役回りではなくて、フランクなキャラクターの教師。キム・ミニは首になった映画のバイヤー。という設定。お互いの英語のやりとりがたどたどしくて、旅先で偶然あった出会った人同士のささやかなちょっと温かい交流が好感が持てました。
あと、スタイルが超良いから、キム・ミニが着ていた、素材が良さそうな麻のパンツや黒のワンピが素敵に見えました。

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