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OVER DRIVE 

邦画のモータースポーツものといえば草刈正雄の”汚れた英雄”あたりからバイクであれ四輪であれフォーマットがあってそれに乗っかる形で製作するとある程度お話としてはまとまるようになっている。天才的に早いけどエゴでツンデレな主人公、冷静で勝負強いライバル、過去の失敗やトラウマ、レース中のトラブル&ピンチ、葛藤、問題解決、逆転勝利、カタルシスみたいな要素です。どうしても女子を前にもってくるのは世界観としてしんどいが、本作は最初からそのあたりの存在を葬り去ってしまっている点は英断。ただまんまフォーマットに則っただけの作りなので各要素のつなぎが薄味すぎて細かい点で見せ方があったように思う。WANIMAのテーマ”DRIVE”が疾走感があって予告編から上げ感漂うからレースのクライマックスシーンでもっとグイグイ使うべきだったし、マッケンユーもスクリーン映えがよく、さすがサニー千葉の遺伝子と思わせるものがあって作品としてのパーツパーツは悪くない。ただ、誰向けに作ったの?という感じは見に来ていた観客を見ると思わずにいられないか。

OVER DRIVE 

@TechPon 実は私モータースポーツも好きな人間なのですが、シネフィルとしての立ち位置が強くて触手が動きませんでした。やはり、スポーツは映画よりもドキュメンタリー形式の方がすんなり見られそうですね。

@frenchblue 勝利にたどり着くまでのストレス、努力の練りこみ感は悪くないのですが、こうやったから再起動できた、ここのポイントで勝負、みたいなキーファクターがないので何となく勝ってチャンピオンって見え方で爽快感がまったく足りずみんなで喜ぶのも空振りなんですよ。wanimaの唄が良いだけになんとも残念でした。

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