Kranthiveera Sangolli Rayanna (Kannada - 2012)をhotstarで。
いわゆるPolygar Warsものの一つとしてどうしても見ておきたかった一作。宝塚調のキラキラ衣装のスチル写真を見て、嫌な予感はあったけど、低迷一途のダルシャンの出演作としては評価が高い方でもあるので、2時間50分を頑張った。しかしまあ、例によって金の使い方を間違えてる。一番の謎は、キットゥールのチェンナンマ王妃とラーヤンナの強い紐帯のよって来るところが全く説明されないことか。マレナード出身のラーヤンナがどのようにしてキットゥール王家のお抱えとなったのか。そして両者ともに愛国演説を絶叫しているばかりで単調。反英闘争において、キットゥールのためにでもなく、インドのためにでもなく、カルナータカの大地のために戦うというのはカンナダ映画のお約束。意外にも二色旗のソングシーンはなかった。ヒロイン然として登場したニキータが、主人公の死を待ち望む人物として後半に再登場するアイディアは面白い。