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イスラーム映画祭で『アブ、アダムの息子』。 

DVDで見たのに続き二度目。やはり自分は、インド人が素直に自分の誤りを認めたり、謝ったりするところがある映画に弱いのだと思う。スクリーンで見ると、その映像美と音響設計とに改めて唸る。価値ある二回目だった。上映後の監督との会食では、ウスタードの死に動揺していたチャイ屋のハイダルが、何かに呼び寄せられるようにウスタードの部屋に行き、虚空を見つめるラストシーンについて、説明を聞き、何となくスルーしていたその場面に、そういう含意があったのかと驚いた。

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