Pathemari (Malayalam - 2015)をDVDで。二回目。
これも翌日に控えた監督との会食のためにもう一度見直し。ともかく、1960年代の、ケーララから湾岸への出稼ぎ創始期には違法移民がほとんどだったというのが衝撃的。そしてこの時期のパイオニアたちの中には、単純労働から這い上がることができず捨て石となった人々もいるということ。Nadodi Kattuのあれは、事実に即したコメディーだったのだ。欲を言えば彼らの居住権の合法化がどのようだったのかも知りたかった。監督によれば、商業映画風にソングを射れたバージョン(DVDはこちら)とは別に、ソングをカットした国際版もあるとのこと。翌日のQAで映画をトリムしないで欲しいと訴えてたファンがいたが、こういう場合どちらが本来のあり方なのか。ディレクターズカットとしたいのはどちらなのか、それを尋ねるのを忘れた。