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Paduvaaralli Pandavaru (Kannada - 1978)をDVDで。字幕なし。 

一昨日に見たHum Paanch (Hindi - 1980)の元ネタ。ヒンディー版の記憶が新しいうちにそれを字幕代わりにして見るという辺境映画ファンのライフハック。全体的にリアリティに根差した作りで、登場するキャラの一々が日なたい風情。普通に臨めば、美男美女がひしめくヒンディー版よりも見劣りがするのは明らか。ただ、プッタンナ・カナガールに特有の「語る風景」が鮮烈で、個々の人物を超えた引いた視点に奥深いものを感じる。クリシュナに当たる人物がヒンディー版と違う。そして後半のアーラティのキャラも。こちらの方は、各プロットを神話の一々に対応させるという感じではない。そうした照応はタイトルと、ソングの歌詞だけにとどめ、メインのストーリーではもっと直截的に同時代の階級闘争を描こうとしたようにも思える。お坊さんを演じた役者が印象的だったのだが、名前が分からない。コメディアンのシャランの父だと書いているサイトもあるが、それ以上の情報なし。

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