Chittoor Rani Padmini (Tamil - 1963)をDVDで。字幕なし。
月末に見る予定のヒンディー映画が嫌な予感しかしないので、すこしでも楽しく見られるようにと予習のつもりで見た。レビューなどは極端に少ない。TheHinduの記事によれば、特に論争も巻き起こさなかったが、ボックスオフィスもしけたものだったという。見てみればその理由はなんとなくわかる。悲劇的な運命の描写の盛り上げが下手なのだ。シヴァージの長口説もそこだけ取り出してみれば見事だが、劇的なうねりに寄与していない。パドミニが踊るのはバラタナーティヤム、デリーのスルタンの宮廷の踊り子が踊るのはカタックのはずだが、どちらもなんちゃって風。