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Victoria(Malayalam/2024)をオンラインで。 

全く受け付けないタイプの純芸術映画だったらどうしようかとも思っていたけど、それはなかった。中規模都市(コーッタヤム?)郊外の古臭い雑居商業ビルの半地下にあるビューティー・パーラー。その1営業日の出来事をほぼ女性だけのキャストで描く。通勤のバスの中で知り合いの年配女性と一緒だったヴィクトリアは下車して別れるときに雄鶏を押し付けられる。やむなく仕事場の隅に雄鶏を置いて通常業務に入るが、同僚は体調不良で欠勤、店長は何かの用事で早々に店を出る。そんな日に限り客は多く、また自身の母親からの電話も何度か入る。実は前日に彼女がヒンドゥー教徒と付き合っていることが父親に知れて大騒ぎとなり、彼女は暴行を受け、さらに父の決めた相手と強制的に結婚させると脅されている。恋人プラジーシュとの通話も何回か挟まり、仕事の間も心乱れながらも、何とか最後の客を送り出し、彼女は心を整理する。シスターフッドの映画というと、『AWIAL』が思い起こされるけど、もっと緩く、植物的といえるかもしれない、サロンの中だけでの共生関係。世話話の狭間から見えてくる息苦しさ。

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