Thallumaala (Malayalam/2022)をNTFLXで。
予備知識なく見て衝撃的だった。ポンナーニが舞台のイスラーミケイト映画。人生に目的がなく、ひたすら暴力に明け暮れる若者群像といえば社会派タッチが当然と思えてしまうが、あくまでもファンキーなミュージカルとした。暴力に制約を設け、刃物と銃器は登場させないことにしたのが効いている。監督はAlappuzha Gymkhanaの人と後から知る。脚本はKL 10 Patthuのムフシン。彼が「Sudani from Nigeria」に関して言った「ヒューマニズム的メッセージと絡めなくとも、マラバール・ムスリムの日常はそれだけで映画になる」が頭の中で明滅。考える前に手が出る脳みそゼロの若者をトヴィノがやるのは無理と感じるパートとさすがの演技力と思うパートがある。ソングは全部で9曲もあり、後半に行くほどミュージカル味が強まる。叙述は極端に行ったり来たりするもので、また台詞はKL 10 Patthuに近く、字幕を読んでもさっぱりわからないので追うのを放棄。カリヤーニのドバイのお姫様(ヒジャーブはほぼ無関係のイケイケ)ぶりが良かった。