Vaazha: Biopic of a Billion Boys (Malayalam/2024)をオンラインで。
スクールボーイズ6人のcoming-of-age物語。こういう設定は幾度も見てきたけど、“更生”の部分がしっかり描かれていて(散々バカやってた連中が卒業式でスーツを着たらスッと社会人顔になるとかの手抜きが多い、一番知りたいのはその部分なのに。しかし、変わったのは見た目だけという可能性もあり震える)、なおかつ親の葛藤と成長も丁寧。しかし6人全員の顔は覚えきれなかった。こういうパターンの映画では出発点での主人公たちをケダモノに近く(暴力、短慮、怠惰、不規則行動)描くのがお約束。一方で女性は理想化されたりパターン化されて描かれる(ボーイズと父の関係には時間をかけてるのに、母親は傍観者)。しかし、唯一マーヤーヴィというボーイッシュな女学生だけはキャラが立っていた。カメオでベージル・ジョーゼフが登場すると、千両役者に見える不思議。それにしてもかつて熟年映画大国だったマラヤーラム語映画がこれほどに若者映画を算出することになるとは。バナナの苗を植えてから実が生るまで300日という豆知識。