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『ラストマンゴー・ビフォア・モンスーン』 

冒頭の暗い室内ショットでマンゴーを食べる女性。これは妊娠を表すものか。そして屋外の光景。山間部を行く車からの眺めを背景に、暴れ像がエステートに侵入した際の混乱がタミル語で語られる。そして動物用CCTVを設置する男たち、マラヤーラム語で会話する。次に風景に被さってカーンタという男と妻らしき女性の会話(言語不明)。長らく森を彷徨っていた男。最後に一度妻の料理を口にしたくてやって来た。そして生まれ変わる、虫か、鳥か、獅子か、象か、再び人間にか。地面に横たわる男。森を歩く男。横たわるヒトの姿を描く絵に、赤子らしきものが重なる。CCTVカメラが映した柵を超える象。都会の夜景。集合住宅の小さな部屋。台所仕事をする女性。前夜の夢を語る老女の声。村にいた頃のモンスーンの初め、あなたの父が来たと語る。彼はプーランポリを食べたがったという。母子らしき二人の女が床に座り食事するシーンで劇終。この会話も言語不明。カーンタが森を彷徨ったのは極左活動家だったからなのか(だとすれば本作もまた政治的な色合いを帯びたものになる)、舞台はムーナールあたりの茶農園地帯ということか。

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