3回目で初スクリーン。邦題は『プシュパ 君臨』。珍しく舞台挨拶というイベント付き上映に。挨拶にも貴重なチップスがあった。プシュパが常に左肩を上げている姿勢は苦力としての重労働からきている(ついでにガニ股も)というのは気づいていなかった。確かに子供時代の回想にはない。ダンスシーンだけ都会的になることもせずガニ股のまま踊る。Nannaku Prematoで明文化されるまでもなく、スクマールのストーリーは全てがバタフライ効果を組み込む。ランガスタラムでは差別と搾取の構造はそこにあるものの、物語を動かすのは主人公が蛇を追うことにあった。本作でのバタフライは「CMと写真を撮って」という恋女房の無邪気な一言(多分本気度は低い)で、そこから全てが始まる。しかし新たな疑問も。第一部では1980年代が舞台とされていたが、さほど時間がたっていないはずの第二部で携帯電話的な何物かが盛んに登場していた。あれは「子機」なのか。それから、もの考える監督であるはずのスクマールは、一方で強烈にエロいアイテムナンバーが好きなのだなあと。