8 Vasantalu (Telugu/2025)をNTFLXで。
The Girlfriendと並び本年のテルグの女性映画と紹介されていたので。しかしこれは同類ではない。主な舞台はウーティー。ウーティーを舞台にした多くの作品と同じく、きらきらビジュアルに盛んなポエムの引用。この感じなんだったっけと頭の中が痒くなったが、ずばりそれだというのは思い出せず。Andala RakshasiやHi! Nannaが近いか。ヒロインのシュッディが17歳にして極東武術の達人かつ作家というのがもうぶっ飛びすぎてる。毎日鍛錬している様子もなく、作家としてカシミールなどの景勝地を巡って贅沢三昧。それでも異性にはいたって簡単に心を明け渡す初心さをもつ。しかし初恋が裏切られたときに、「お前を殴り倒したいが、そうしない。なぜなら母は私を女王として育てた。女王は葬儀においてさえ尊厳を持って悲しむ」という中盤がクライマックスか。これは作中で言及される作家チャラムの影響があるようだ。武術(礼のしかたなどにニセモノ感あり)といい、友人役が日本の製靴会社に就職するところといい、日本の影がある。すごいアクションシーンがある。