Rendagam (Tamil/2022)をオンラインで。
マラヤーラム版はOttu、字幕がないのでタミル語版にした。何とKUBOのタミル語映画デビュー。アラヴィンド・サーミにとっては26年ぶりだかのマ映画復帰らしい。インド人の好きな記憶障害をめぐるスリラー。ムンバイからマンガロールへのロードムービーでもあり、バディものと思わせて最終的にはギャングスタものとなる。開始早々にChapter2と出て、エンディングではChapter1/3と表示されるが、ただの洒落で実際は1話完結というがする。KUBOは終始丁髷みたいなけったいな髪型で都会的なふざけた奴を演出。ゴアのシーンでガンガンに踊るのも嬉しい。しかしこれはジャヤスーリヤが演じるべき役ではと途中までは思っていたけど、最後にこのキャスティングの理由が分かる。レビューは散々だが、KUBO+アラヴィンドで結構楽しめてしまうファンの欲目。ただまあそれ以外のキャストは安っぽく、ロマンス描写はダサすぎ。ジャッキー・シュロフの使い方だけは間違えていないが。KUBOのタミル語についての評価は見当たらなかったが、マラヤーラム語よりも軽薄な若者風が感じられた。