Thudarum (Malayalam/2025)をスキップシティで。2回目。
客席は半分程度は埋まってたかも。今回は客のノリが良く、それは既に一度見てツボを押さえてたせいかもしれない。同行の一人が、子供の年の割に妻役ショーバナが老けていたと言って確かにそうだ。 というか、ショーバナの方がモーハンラールよりもちょうど10歳若いのだが。ジョージ・サーがこしらえた作り話の微に入り細を穿つ精巧さが理解できた。また退任にあたってのスピーチで「拍手は?」などと言う図々しさとか、巧い脚本。そしてアンバサダーが大事なのはパラニ先生から賜ったものだったからというのも分かった。「ムルガ―」と叫ぶのはシャンムハムという命名とも関係あるか。バーラティラージャーをスクリーンで見られるのは嬉しいけど、なぜあんな長々としたエピソードにしたのか。火葬場で遺体が炎に包まれるシーンまであって、何か深い意味があるのかと思ってしまったが多分何もない。有名ブロガーも書いていたけど、どうもここ数年、森の怖さを描いた作品によく当たるような気がする。最初の方に出てくる象の一家は主人公一家の重ね絵。ニュース画面にかかる字幕の無神経さ。