Swathi Mutthina Male Haniye (Kannada - 2023)
タイトルの意味は「真珠のような雨粒よ」か。西ガーツ山中のホスピスに勤めるプレーラナー。全くの大自然の中にあるとは信じがたいモダンで瀟洒な邸宅でお洒落な服をとっかえひっかえするヒロイン。しかしTGIKのように家事は自分で行っている。夫と2人暮らしだからなのか。その夫は浮気をしていることが分かってくる。しかし彼女は何も文句を言わず、そのことを夫と共通の知人である医師から「mature」と褒められる。ある日入院して来た末期癌患者のアニケートの振る舞いに最初は反発し、しかし彼が書いた詩を目にして心を改め、プラトニックな恋愛にまで至る。夫がそれを責めた時、「braveね」と言い返す。このbraveの原語が知りたい。この場面の演技がいい。アニケートへの思いを母にだけ打ち明けた時、母は「母としては責めるが、女としては祝福する」と言う。終末期の人間の描写としては綺麗すぎるのは仕方がないか。ファンタジーとしてはあんな湖の見える洋館で最期を迎えられたらと思う。誌的な台詞のいちいちをゆっくり味わってみたい気にさせる一本。