A.R.M. [Ajayante Randam Moshanam] (Malayalam - 2024)を川口スキップシティで。
7割近く埋まる盛況。舞台は北ケーララでヤクシャガーナ芸人などもいる地域。複雑な1人3役。1900年頃の戦士。土地のラージャを助け、褒美として稀少な女神像形の燭台を得る。被差別民の女性と愛し合うが天然痘で死ぬ。1950年代の大盗賊。ラージャから与えられた燭台がレプリカであると知り本物を盗み出し、滝に追い詰められ死ぬ。1990年の電気工アジャヤン。ラージャの末裔スデーヴに弱みを握られ、オリジナルの燭台を探すことを強いられる。祖父のせいで日頃から盗人扱いされている。上位カーストのラクシュミと恋仲。被差別民なので寺院に入構できない。監督は本作が長編デビュー。知ってた訳じゃないけど、見ていて色々ヘタクソな部分が目についた。ところどころジャッリカットゥ、別のところでカーンターラ、他ではブラフマーストラもどき、でもやっぱりオリジナルより劣る。被差別民/クリミナル・トライブのモチーフの取り込み方も安っぽい。それからワチャワチャ出てくるいい顔軍団も世代交代が生きてることを実感。