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Kalki 2898 AD (Telugu/2024)をオンラインで。 

予備知識なく見て終わりに来て「Kalki Cinematic Universe」出てガックリ。一話で終わるもんを作らんかい!となった。180分使って世界観らしきものを提示し(それでもイマイチ分からないところも残る)、ヒーローの正体判明&覚醒らしきもののところで終わる。ディストピアSF、バウンティーハンターもの西部劇、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、ニューエイジ・スピリチュアル映画、トランスフォーマーものなどをごった煮にした上に『マハーバーラタ』を織り込んだ大味な大長編。どこかで見たような映像が連なるが、インド産のユニヴァースを創ることに意義があると言わんばかり。今作においては神話モチーフはかなり込み入っていて、原典を知らなくとも雰囲気だけ楽しむというのでは歯が立たない。アンナ・ベンはフレッシュな魅力、パシュパティは窮屈そう。無量光はプラバース以上にアクションが多い。カマルハーサンの妖気は確かにラスボスにふさわしく、このキャラがアルジュナの神弓を持つというのが思わせぶり。Brahmashirastraは要調査。

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