Custody (Telugu/2023)をイオンシネマ市川妙典で。
観客は20人いなかったかも。チャイ太には期待薄だったけど、ヴェンカト・プラブであることをタイトルロールで思い出す。今回はA Venkat Prabhu's HUNTだ。チャイ太は地方都市の巡査の役。テルグ御曹司に付き物のヒロイック演出は最小限に留められたのがクレバー。脇役が皆良かった。プリヤーマニの格好良さは特筆もの。アラヴィンド・スワーミはDhruvaの時ほどのかったるそうな感じはなかった。インターバル前の狭い警察署内でのプラン・セカンスは凄かった。ただ技術を見せつけるだけみたいな無意味さに痺れ。アクションとしては最後までダイハード的大車輪が続いて面白いのだが、結婚式場でラージュを逃がす経緯と、祭りの場で父が死ぬシーンにはロジックのほつれが見られた。エージェント・フィリップのシーンには笑った。あれはもう、コメディアンが最新のヒット作を真似て笑わすのと同じなのではないか。キールティ・シェッティは、初めの頃はアヒルちゃんみたいなのが嫌だったが、どんどん美しくなってる。ある種のストックホルム症候群みたいなものを描いていた。