Amigos (Telugu/2023)をイオンシネマ市川妙典で。
カリヤーン・ラームの本格的な主演作を見るのは初めて。カリヤーン兄ちゃん、一緒に並ぶとジュニアより大柄なんだが、オーラが足りない。ドッペルゲンガーを探すというウェブサービスで出会った3人が急速に仲良くなるが、そのうちの1人は指名手配中の死の商人で、そっくりさんを自分の代わりに仕立てて警察に殺させて、その相手に成りすまして国外逃亡を図るというスリラー。他人の空似はコメディーか生き別れのメロドラマかが大概のとこだけど、クライムで来たか。テルグ人、カンナダ人、ケーララ人の3人が激似で都合よくテルグ語を話すという設定以外は難なくまとまった展開だが、難がないため驚きもない。ロマンス部分にはストーカー&チートがあるがこれはテルグの標準か。3役のうち悪役が一番面白くなるべきところだが、眼鏡君の方が似合っていた。同じ3役もの、ついJai Lava Kusaと比べたくなるが、演技では全然問題外。ただ顔をしかめる時の苦虫の嚙み潰し方はよく似ていた。大根でも親父のハリクリシュナぐらいのレベルだとまた味があるがそうもいかず。ダンスの技能は未知数。