Vaathi (Tamil/2023)を川口スキップシティで。
観客にタミル人が少なすぎ。タイトル以外の情報なしで臨み、冒頭にトリヴィクラム、バナーにNTRシニアが出てきて吃驚。監督はテルグの人だった。スマントの無駄遣いに涙。わざとやってるかと思うほど阿南先生30と似てるけど、サムドラカニの悪役はリアリティーに欠けて弱い。「E」の文字の独特の書き方。アルナーチャラム上映と思いきやまさかの特別上映でそこからまさかのマサラ上映になだれ込むシーンは凄い。村八分というか村からの追放とか、パンチャーヤトで決めてしまえるものなのか。先生をかばうと自分たちも村から追放されると言う父親に対して「どのみち俺らは村に入れないし、寺院にも入れてもらえないじゃないか」と言って先生をかばう生徒の台詞が痛い。その辺りからだんだん寓話風なテクスチャーになって行く。やりすぎな野党政治家を演じてたのはタンビ・ラーマイヤーか。旅芝居での演目がラーヴァナだったのには意味があったのか。懐かしいバーラテイラージャーのカメオ。ただし、インド教育ものは機会さえ与えれれば驚異の学力を発揮するキッズしか出てこないのがやはり難しいところ。