Kantara (Kannada/2022)をイオンシネマ市川妙典で。
157席の8割以上が埋まっていた。字幕の出来はかなり悪く、また完成動画が支給されていない状態でつけられた感じ。従って理解度は低い。しかしストーリーはかなりシンプル。19世紀半ばに在地の王と森の神との間で交わされた協約によって部族民に下賜された土地を、1970年代になり王の子孫が取り戻そうとして神罰で死ぬ。その際に神の預言をしたブータは森に消える。90年代になり、そのブータの息子が成人し、再び対立が起きる。外の世界からやってきた森林行政官が村人を立ち退かせようとした。しかし本当の黒幕は王の末裔の地主。地主は最後に実力で村人の立ち退きを図るが、ブータとなった息子が神的なパワーによって地主を誅し、秩序を取り戻す。最後の憑依による神の怒りが金縛りだと評判になり、あり得ないほどの大ヒット。しかしそこに行くまでの村の日常の描写では、客席からかなりの笑いが起きていた。だけどどうなんだろ、GGVVと比べるとちょっと冷静になってしまう。ラージBシェッティは、あの憑依をメイクなしでやったんだぜと言いたくなる。美麗映像は特筆ものだったが。