Bruce Lee - The Fighter (Telugu/2015)をYTで。
珍しく上映会を見のがした一本。ポスターの印象から、また例によってRCが泣き面で復讐するだけの話かと思ったら違った。なんたってシュリーニ・ヴァイトラ。2時間半をフルに使ってのトンチキなアクション・コメディー。RCは本格的コメディーは初めてか。映画界の下積みとしてのスタントマンという設定。古いスタイルのテルグ映画らしく、ヒロイン、悪役、コメディアン、いずれもが多重セッティング。特にコメディアンはインターミッション後になってからポーサーニ、ブラフミー、アリーなどを投入するというシュリーニ節。全部で10人ぐらい出てきたか。そしてコメディアンがふざけ散らかす前で悪役がリアクションに困って固まるのを構わず撮るという昔の作法でガンガンに進む。そしてラストの絶体絶命ピンチ(体は一つ系)に親父チランジーヴィがStyleと同じやり方で投入される。ハイダラーバードでドンパチやってたらいつの間にか公海でのボートアクションになってたりで後半に行くほど加速する。身分詐称の落とし前をつける部分はもう少し捻りを効かせられたらと思った。