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Chantabbai (Telugu/1986)をDVDで。 

「アトレヤ」にインスピレーションを与えたというので観てみたかった。Shalimarの英語字幕はやっつけ仕事で、気が向いたところだけ訳すというぐらいのスカスカ。おかげでキャラの名前や相関関係をきちんと把握できずあらぬ方向に行くこと数回。探偵事務所の雇われ探偵パンドゥが片思いしてるジュワーラが殺人強盗の犯人に仕立て上げられそうになったのを救うというのが前半。事件解明のカギは実に素朴。「茶色い車が停まってた」とかそんなの証拠にもならないのだが。後半は、ジュワーラの女友達の父親である病院長の行方不明の息子探し。婚前交渉から生まれた息子を認知せず母親と共に放り出したという鬼畜エピソードはサラリと流され(先が短いので終末儀礼をしてほしい!)、息子と名乗り出た偽者を見破る話がメインに。最後にパーンドゥがその息子と分かったところでやっと母子家庭の苦しみが吐露されるのだが、ゴチャゴチャ言ってるうちに和解の大団円。まあロジックをどうこうする作品ではないことは分かる。アッル・アラヴィンドのシュールな刺客(ただし訓練用の仕込み)というのが一番衝撃的。

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