Shyam Singha Roy (Telugu/2021)をスキップシティで。
プレビュー執筆のため現地レビューを随分読んだので、最終場面以外は大体予測の範囲内の展開。勿体なくて何も読まずにとっておいた終盤が、全部予測の範囲内のメロドラマ展開だったのにがっかり。超現実的なファンタジーだからリアリティーをあれこれあげつらってもしょうがないのは分かるが、法と裁判にまつわる部分が雑なご都合主義だったのがマイナス。著作権侵害の疑いではいきなり逮捕したりしないし、最後に判決が引っくり返る老人の乱入も、本来はあり得ない。それから、ベンガル編中盤のプレクライマックスで、やっぱりテルグ剣法での大暴れが出たのも、しっとりとロマンチックな情緒に影を差した。ロマンチックなままでも胸焼けしたかもしれないが。各種レビューが指摘していたベンガル語の恣意的な挿入もテルグ語ネイティブ人なら気になったことと思う。最初はテルグ語の字幕を振ってあったのが次第にヘタってきて消滅し、英語字幕すらがラストシーンでは消え、字幕担当者のギリギリの仕事ぶりがしのばれた。ヒロインがバングラデシュ引き揚げベンガル人という設定は斬新だった。