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Akhanda (Telugu/2021)を川口スキップシティで。 

予想通りのボーヤパーティ節。オープニングからラストまでずっとハイテンションの高原状態。まさに映画の秘境、映画の秘宝、バラクリ秘宝館。モーディー支持者の中にハリウッド化するボリウッド嫌悪の人が増えているという昨今、テルグ人じゃないのに見て、聖牛の守護者としてのバラクリを褒めたりしているのを見かけた。貧相で老け顔でIASには全く見えないプラギヤーだが、テランガーナ人という設定は新鮮。ラーヤラシーマとテランガーナの違いで笑わせるシーンも。バラクリ1が授かった子供が女児であるというのにもメッセージがあるか。圧巻の見せ場はバラクリ2の方であるのは間違いない。前半はバラクリ2を華々しく紹介するためのプロローグとも言える。とはいえ前半のイントロも、総立ちの民が花吹雪を降らせるという臆面なさ。前後半通して、最近聞かれなくなった「いい気なもんだ」を思い出した。また、前後半ともダンスの振付、スタントの振付が神業。繰り返される法輪のイメージは美しく演出される。最後はオカルト風味も混じり、心身却すれば火もまた涼しロジックでとことん盛り上げる。

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