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『神と共に 第二章:因と縁』(신과함께-인과 연、2018)をオンラインで。 

前編がVFX多用で劇画由来を強く感じさせるものだったのに対し、こちらは1000年前の因縁譚を入れたことによって、よりドラマらしくなった。地獄に送られてきた霊が転生する瞬間を印象的に描き、記憶を持ち続ける(=人格を保持すること)が苦であり、リセットして生まれ変わること(=前世の人格の消滅)が望ましいものであるという思想が分かりやすく示される。それから、女真族の死者も受け入れる地獄という発想が面白い。見たところ韓半島出身者限定の地獄であるようなのに、女真族も入ってくるというのはある種の中華思想か。韓流時代劇を見た後のお約束である俳優のオフスクリーン写真を見て盛り上がるというのを、思いついてやってみたら、結構劇中イメージと違うものがあって面白かった。韓流というのは、整形でつるんと仕上げられた俳優が、劇中では演技力と演出とメイクとによって非常に味のあるキャラクターになり得るという世界なのか。

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