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Manikarnika: The Queen of Jhansi (Hindi/2019)をDVDで。 

邦題は『マニカルニカ ジャーンシーの女王』。前半はマキマキで話が進むので国際版なのかと思ったら、本国版と同じく二時間半あった。クリシュ監督因縁の作品なので、いい所を見出す姿勢で臨んだが、全体としてペラペラした印象。一般には評価の高いファッションが浮いていたのが一番の原因かも。特に下層女性までもがファブインディアみたいなのを着てた時点で興ざめ。この時代に存在したかどうかよく分からない「愛国・独立」の概念、および女性のエンパワーメントが二つの柱としてあり、例によってインドの歴史映画はその時代ではなく現代の関心を直接反映しているのだった。単独ヒロインのカンガナーは、これまでの現代劇のようにちょっと頭のネジのイカれた女性を演じれば魅力的だったが、女傑というには迫力が足りない。往年の大女優がやっていたらというのが見てる最中にも頭をよぎった。ラストシーンはさすがに金縛りに持っていったが、ポスター画像などまるで女子プロレスでどうかと思った。「Pazhassi Raja」を越える史劇はやはりまだない。

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