風水師 王の運命を決めた男(명당、2018)をオンラインで。
韓国文化院主催のオンライン「コリアン・シネマ・ウィーク2020」の2日目。これが儒教ワールドなのか何なのかわからないけど、先祖の遺体をどこに埋葬するかで現世の権力が人から人に渡り移るとか、まるで異世界ゲーム・ワールドみたい。この黄泉の力に支配された呪術世界が19世期末〜20世期前半の設定ってんだから驚く。そして劇中では誰もこのことに突っ込まない。チラチラ見た日本人によるレビューでもそこはスルーのようだった。まあそれにしても、登場人物の殆どが両班のはずだけど、両班てこんなにチャンバラして人を殺すものなのか。例によって俳優の顔認識機能がほぼないので、登場するキャラクターを純粋にキャラとして楽しめた。清冽な時代衣装&宮廷衣装の美に目が楽しまされた。そして毎度ながら観賞後にキャストのオフスクリーンイメージを見てギャップに驚くところまで。