Agent Sai Srinivasa Athreyaの中で言及されたりしてた映画作品をあれこれと見てた。
特にBBC版「Sherlock」は見ごたえがあった。一回90分て、ほとんど映画一本なのを13本連続にするとか、はっきり言ってSW以上じゃん。下敷きになる歴史的フィクショナル・キャラクターがあるとはいえ、最初の2本ぐらいで「お馴染みのキャラ」を確立し、しかし謎解きしながらも、徐々にそのキャラ間の人間ドラマが深化していくというの、なかなかに凄い。公共放送でヤク中のヴィジョンを描くとかの部分も攻めてる。まあ腐女子入れ食いになるわな。ASSAがこれからインスピレーションを得ながらも、中二病方面に行かずにインド地方都市のリアリティに踏みとどまったのはすごいと思う。逆に中二病とヤク中的ビジョンに舵を切ったのが1: Nenokkadine (Telugu/2014) だったのかと改めて認識した。トラウマによる抑圧によって記憶が改変されるとか、Sherlockの最終エピソードにクリソツ。