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Punyakoti (Sanskrit/2020)をNTFLXで。英語字幕付き。 

いわゆる「フルアニメーション」ではないのかな。動きがカクカクしている。しかしそれはもう織り込み済みで、作画の美しさで勝負したという感じだ。伝統演劇の影絵の図案からインスピレーションを受けたと思われるヴィジュアルが、構図、線画、色彩構成、タッチ、どれをとっても美しい。説話の映画化ではあるが、それほど分かりやすい話ではない。狐と虎の関係、謎の麻薬的果実など、子供に意味を尋ねられたとしても簡単には答えられない挿話も多い。レーヴァティがタイトルロールの吹き替えをしている(台詞は多くはないのだが)に吃驚。イライヤラージャーが作曲というのも豪華で、通俗映画と同じくソング&ダンス・シーンがあった。面白いのが、動物たちの中の区分けで、家畜である牛たちと、野生動物たちの間には、言葉が通じるとはいえ、はっきりと隔てがある。家畜の中で神と通じる能力のある聖牛プンニャコーティは、それでもやはり自然界の食物連鎖を知っており、その連鎖の一部として我が身を投げ出すことを厭わない。このエピソードとジャータカの捨身飼虎の関係が気になる。

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