Visaaranai (Tamil/2015)をNTFLXで。二回目。邦題は『尋問』。
原語脚本(もちろん読めない)を台紙にしてストーリーの要点を記入しながら。日本語字幕は予想通りに酷い。けれどもドラマの力が勝って見れてしまう。そして二回目だというのに、ドキドキして息苦しくなりながら3日かけて見た。問題だったのは、各種レビューでダリトの若者に襲いかかった警察の組織的な暴力という風に評されているのに、彼らがダリトだと明示される箇所が一回目の鑑賞では見当たらなかったこと。今回はそこに最大限の注意を払って見通したのだけれど、やはり何もなかった。ネイティブに質問してみたけど、割と歯切れ悪く、カーストは第二のネイチャーで、初対面での相互の紹介で二つめか三つ目にはカーストを尋ねるのだと。伏せられていても大体カーストは分かってしまうものだと。やはりこの辺り、外国人には踏み込みにくいところではあるな。見るからに貧しい人物は分かるけれど、それがダリトなのかシュードラなのかまでは分からないし。