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Hosamane Aliya (Kannada/1991)をErosNowで。 

未見の英字幕付きアナントナーグ主演作があるというので予備知識ゼロで臨んだけど、オープニングのクソコラ風のスタッフロールで察しがついた。とことん脱力系のカンナダ呑気ワールドだった。ただ2時間を切るランタイムはやはり変で、ところどころに、雑な作劇では説明のつかない唐突な場面転換や飛躍があった。配信にのせる段階でカットしたとも思えないので、残存プリントの問題だったのかと思う。もちろん雑な作劇も多数。学位を持ってるのに就職できない若者の鬱屈とかは途中で消え、恋愛描写も変。スチルなども残ってないと見えてカバーがわりのイメージは、どシリアスなアナント翁のアップで、本編とのギャップがすごい。しかしこの人は、時々のアート系シリアスで演技力を見せつけながらも、通常運転はこうした呑気ユーモア映画だったのではないか。クライマックスでの人質救出アクションシーンは、Amar Akbar Anthonyを何となく思い出させるミュージカル仕立て。なぜマジシャンに扮するのかとか、なぜ奇術で悪漢を倒せるのかとか、一切の説明がないところが良い。

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