Munna Michael (Hindi/2017)をErosNowで。
EN耽溺の中で、気分転換&もしかしたら芸道もの?の期待から見てみた。変則的ではあるものの、やはりダンス芸道ものだった。変則的な部分とは、1.任侠板挟みモチーフ2.NZSQによるコメディーとしての踊り3.お約束アクションの三つ。こういう変則アイテムがしっくり溶け合えずに子供っぽいものになってしまった。タイガーは相変わらず爬虫類みたいで胸の洗濯板も腕のもっこりもダンスの邪魔じゃないかと心配になる。まあきっと、せめてもの芸の肥やしと幼少時から仕込まれたんだろな。ダンスコンペがクライマックスとなるとどうしてもStyleと比べてしまうけど、PDでも出したらよかった。ダンスものにはあの艶と風格が欲しい。ストーリーのひねりとしてはドリーの父とマヒンダルの妻とを活用してほしかった。芸道ものとしては、いい感じの競り合うライバルがいて、そいつの下手な(けれど耐え難い程ではなく)踊りと競いながら、主人公の踊りがどんどん上り調子になっていき最後に爆発というのが予定調和だが、その点が弱い。最終局面での仲間の離脱は謎。ニディは時々出遅れてた。