Lucifer (Malayalam - 2019) を川口SKIPシティで。
今回もまたプレビューを書くために現地レビューをアホのように読んだので、既視感たっぷり。特にモーハンラールの繰り広げるあんなことやこんなことはほとんど想定内。なのでどちらかといえば脇役の方に目が行った。ヴィヴェーク・オーベーロイは悪役転向からこっち情けないのばっか見てたけど、今回は迫力があった。吹き替えのヴィニートに賞賛の声が上がってるが、確かに凄い。吹き替えの重要さを今更ながらに痛感した。トヴィノ・トーマスは最初は賑やかし用イケメンとしての起用かと思ったけど、見せ場が用意されており、それに応える芝居だった。それにしても亡父に似せたメイクであれこれというのには笑った、というか唸った。マンジュ・ワーリヤルの役どころには例によってバイオグラフィカル・リフェレンスがあるかも。どかんどっかん盛大にバトルをする場面があるが、スティーファンにしろマスードにしろ、そんなに戦闘力高いなら、最初からマフィアを根絶しときゃよかったじゃんていうのはあるんだけど、それ言っちゃおしまいか。ムラリ・ゴーピの脚本は中二病が若干キツかった。