NTR Mahanayakudu (Telugu - 2019)をイオンシネマ市川妙典で。
色々予習する過程で、まあこれはかなり骨抜き映画になるだろうと予想していて極力期待値低めで臨んだけど、やっぱり前後編の後半僅か128分てのはいかにもバランスが悪い。前半は散漫すぎるほどに様々な要素を取り込んだのに、後半は党内抗争と反中央闘争と夫婦愛だけ。抗争・闘争は激烈に、夫婦愛は美しく描かれた。さすがのクリシュ監督。ただもう何ての、満腹になれずに帰宅して、うーんベッドに入る前に何食べよう?とか思ってしまうあの感じ。前後編通して良かったのはスマント。それから妙に目を奪われたのは若き日のYSR役を演じたシュリーテ―ジ。別にYSRに似てるとは思わないが、Lakshmi’s NTRのチャンドラバーブ役での人品骨柄の代わりぶり(トレーラーで見られる限りだが)を見ていると、結構役者としてポテンシャル高いのかと思ってしまう。まあ村八分になったりしないように頑張って欲しい。あ、それから、重要な役なのにビジネスヴィディヤー・バーランのヘアスタイリングの手抜きが酷いと思ったのだが、何か事情があったのだろうか。