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映画の宣伝にタレント使われるのは、そうしないとメジャーなテレビ番組で取り上げてもらえないから。映画コーナーのある番組は少なく、例えタレントの話題としてでも情報番組に取り上げ混られないとまともな採算ラインに乗れないという興行の弱さが悲しい。映画ファンだけでは映画興行は成り立たない規模。チケット代が高いってのもあるけど、普通の人は映画館で映画を観るって選択がほとんどないのが何よりも悲しい現実。

初親と一緒に映画館『ゴジラ対ヘドラ』サイケがさっぱり理解できなかったがヘドラは最高の敵キャラだった。
実際にはもう少し前に東映まんがまつりとか行ってるはずだけど、記憶に残ってるのはここから。

『X-MEN アポカリプス』真面目なヒーロー映画だわ。マイノリティの抑圧と社会の関わりをベースに監督してたブライアン・シンガーらしい生真面目な全てに見せ場を作る演出は良くも悪くも三部作の締めに相応しい。クイックシルバーのパートくらいしか柔らかい部分がないだもの。敵役アポカリプスが壮大なのか違うのか最後までわからなかった。
改めて『ローガン』は別格だわ。
この若いチャールズが最後にああなるかと思うと、本編とは関係なく泣きそうになった。

『ローガン』ウルヴァリンの姿に心が打たれた。血みどろのアクションも多いが、何故かアクション映画とは感じられない。重く切ない、一人の男の話だった。一言で言えば「そして、父になる」

『メッセージ』出張先の福岡で鑑賞。静かな映画だけれど、ファーストコンタクトの過程を誰も描いた事のない画として見せてくれて、最後まで目が離せなかった。

やばい『クリーピー』が『グリーピー』になってた‥。
こんな映画好きが集まる場所でタイトル間違えるなんて不覚。これから気をつけます。

『ロブスター』怪作だ。
カップル=つがいになれない人間は動物にされる世界。なにかしらの共通項が男女を結びつける価値観になっている中で、カップルになれるか否かを試される施設と、永遠に独りでいること目的としたゲリラの世界の両者の中で、主人公がそれぞれの場所で目的を達成できない事、環境がぎゃくの結果を生むことが痛烈で興味深かった。
性的な動機が表立ってはいないが肯定されている部分が日本では無理だなと思わせる。
あんな風に毎朝刺激されたらカップルになりたいと思うよ。少なくとも俺は。
逆境で見つけた「愛」を維持するために、主人公は何ができたのか、できなかったのか。エンドクレジットのバッグに流れる海辺の音が暗示的で、考えさせられ続けた。

『グリーピー』香川照之は評判通りのグリーピーさだから言うまでもなくだが、西島秀俊の心の無い男が無自覚なグリーピーさを演じきっているところに感心。矛盾や突っ込まどころは多々あるが、サイコパスに対する無自覚の心無しな男の構図がぞわぞわする恐怖で最後まで面白かった。

『夜明け告げるルーのうた』天才湯浅監督、今年2本目の劇場作品、観てきた。 

なによりも子供を始めとする観客を元気付けてくれる物語が素晴らしい。その上で監督らしいアニメーションの動きが映画をみる楽しみに直結していることが嬉しい。アニメーション映画を観たと堪能できる。
影に守られた街で、影そのものように鬱積してくらす少年が、人形ルーと出会うことで、好きなものを「好きだ!」と言えるようになることで、光にあふれた世界をむえることができる。街中の全ての人たちも同じように光溢れる自分の街で生きて行くことができる。優しい視線にあふれた子供も大人も気持ち良く鑑賞できる傑作だ。

『心が叫びたがってるんだ』実写化するのか。微妙なところだな。あのミュージカルシーンどうやって納得させてくれるんだ?

神奈川限定?
万葉の湯のシネアド。よかった慎吾ちゃん生きてた。孫までいるよ。
この先どこまで続くのか?

初映画館での007が『ムーンレーカー』という、かなり不幸な世代ですが、インプリントされた記憶は強く彼のボンドは憎めないだよな。当時は映画公開にあわせて地上波で特番が組まれてて、キンキンが興奮しながら喋ってたのを思い出す。ロードショームービー一本に2時間の特番って考えたらすごい時代で映画がまだ特別なものななりえた時代なんだな。

今週末は、映画館はもちろん家ですら映画を見るための時間を作ることができない...
なんてこった!

ぼんやりTv見てたら、WOWOWで『スワロウテイル』。頭少し観ただけで懐かしい。眠いんで日を改めて観ることにしよう。

『俺俺』駄目だった‥。原作の小説は現代での自己の価値と存在の希薄化、他己との堺の崩壊が暴力と暴動などで表現されていて傑作だったけど、映像化、しかもJ系でってのは無理があった。アイドル映画にもなりきれず、中途半端だった。三木聡監督は『転々』は良い映画だったのに、流石に難しい主題だった感じ。

『ヴィジット』を観た。スプリットの前に見逃しを補完。シャマラン演出ガチガチで、最後まで凄いテンションだった。プールで感じたこれじゃない感は綺麗になくなっててヒリヒリと驚かされた。
何よりも婆さんのヌードには驚いた。

ちなみに原作ののPKDの第ファンで、何よりも原作が好きで、アレやアレが映像化されてないのが残念だったりしたけど、コアの人間らしさって、本物とニセモノってテーマがきちんと投げかけられていて、すげーなと思った。

『ブレード・ランナー』劇場で劇場公開版観て、その後4種Blu-ray買ったけど、結局ディレクター版しか観ていない。ファイナルカットを新宿バルトに観に行こうとしたら満席で観られず、それっきり。
ごちごちの原点主義者じゃないけど、初見の印象が一番強く、デッカードについて監督が語る前の方が好きだな。

吸血鬼映画の異端、トニー・スコット初監督作品、デビット・ボウイ酒宴の『ハンガー』が非アクション系ではお薦めです。

リンチ監督作品は『ブルー・ベルベット』が1番強烈な印象が残ってる。青空に耳のビジュアルの美しさは衝撃的だった。気だるい曲も耳に残った。
吉祥寺で『ブレード・ランナー』『メトロポリス』との3本立てレートショーだったことの影響もあるかもしれないが。

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