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『ダンケルク』
体調を考慮して近場で通常盤鑑賞。戦争映画と言うより戦場を舞台にしたサスペンススリラー。脱出生還にのみ目を向けていてどの時間どの局面も気を抜けない。唯一の戦闘と言えるトム・ハーディー操縦のスピットファイアの姿は紛れもなくヒーロー。最後もヒーロー。知らない顔の俳優が多いこともあって、異なる時間軸をイマイチ把握できていなかったので後日IMAXで再鑑賞したい。

『未来を花束にして』 

100年前のイギリスの急進的な女性参政権運動を描いた映画。遠い昔遠い異国の話ではなく、現代にも通じる不正義への行動による抵抗の重要性を訴えている。今でも何かアクションがあるとネットの日和見主義者が「もっと穏便にやるべき」と分かったようなことを言うがそうした正論ぶった欺瞞を蹴り飛ばすかのような妥協のなさ。なのでその力強さを柔らかく漠然としたものに変えた邦題はダメ。

インドのアクション映画をグレートウォールに並ぶアジアの快作アクションと評するつもりだったのに決定的な不快ポイントを叩きつけられて無理だった…

『ゴースト・イン・ザ
・シェル』
実写オリジナルの攻殻を創造したいのか押井版の再現をしたいのかイマイチハッキリしない映画。無難な実写化するより賛否入り混じる独特の実写化で良いと思いますよ。アウトレイジ荒牧は笑う。

『蒲田行進曲』
今なら価値観的に色々アウト。理不尽に耐え忍ぶ女性像など炎上しかねない。それでも悲喜交々の人間模様には心を揺さぶられる。舐められっ放しで終わらない意地を見せるのも良い。劇中劇のアクションが力入ってて、特に友情出演のご三方パートは大迫力。

『ワンダーウーマン』 

地に足を踏みつけて歩き出す姿が印象的。強い自信と決意に満ちたゆったりとした女神の歩みが続く人間を勇気付ける。ヒーローと人の存在を上手く描けた映画と思う。ワンダーウーマンのテーマ曲はやはり燃える。少し長いのと本編後の映像がないのが減点ポイント。蝙蝠のおじさんが何が企んでる姿を見れるだろうと思って期待してたのに。

@yamada2008 ストーリーの説得力を無視してキャスティングを優先すると言うと漫画実写化映画が真っ先に浮かびます。『鋼の錬金術師』の予告を初めて見たんですが、予想通り全然説得力を感じないコスプレショーにしか見えなくて…

『スパイダーマン ホームカミング』 

個人的にMCU最高峰でスパイダーマン映画としてもライミ版1、2に匹敵する。背伸びする子供のヒーローが自分の場所を確立する物語。トニー・スタークと並んで大人を代表するヴィランのバルチャーが本来ならヒーローにすらなり得たキャラなのが良い。前世がバットマンだしね。

明日やっとスパイダーマン見に行きます。明後日はワンダーウーマンの予定。久しぶりの映画館楽しみ

『海よりもまだ深く』
甲斐性なし見栄っ張りみみっちくて未練がましい相当なダメ中年男を肯定はしないが、そうなってしまった者として悲哀を滲ませながらもユーモラスを交えて描いた佳作。ラストの硯の下りに人間としての芯を感じさせる。

ゲーム・オブ・スローンズ見るために入ったAmazonプライムは昔の日本映画がなかなか充実してるのが良い。アンチAmazonなのに契約継続してしまいそう。

来週には退院できるはずなので見に行けなかったスパイダーマンにワンダーウーマンとそろそろ公開の3度目の殺人とダンケルクが控えてて忙しくなりそう

昨日見た海街diaryが映画館に行かなかったことを激しく悔やむレベルで良かったので是枝監督の新作は見に行きます

『ガール・オン・ザ・トレイン』
男としては己のミソジニーに向き合わされる映画だった。映画の女性に一方的な役割をどこかで期待していないか?と。

もう3週間入院中でスパイダーマンもワンダーウーマンも見れていないけど、Netflixで配信されたばかりのデスノート鑑賞。最新作が病院でも見れる。良い時代になったものだ。すごくアダム・ウィンガードらしい映画だった。殺人ピタゴラスイッチ!

@yamada2008 あんな悪趣味なのはないようなら安心です。1話完結型で見易そうだし、今後の視聴リストに入れときます

@yamada2008 S1の第1話で胸糞過ぎて見るのを止めてしまいましたがあれ以上がゴロゴロありますか?

『コララインとボタンの魔女』
ストップモーションアニメは作り込みの極致みたいな芸術だけど、これはその中でも際立ったディテールへの尽力ぶり。性格豊かな音楽も加えてまさに魂を感じさせる一本。

『ヘラクレス』ドゥエイン・ジョンソン版閲覧注意 

神話的なヘラクレス物語を想像していたら全然違ってて最初はまあまあ面白いが物足りなさを感じてたんだけど、ヘラクレスが実はただ人間離れして強いだけの人間だと判明してから印象が一変。そのヘラクレスが神がかった英雄行為を行う下りは血が熱い!

『パニッシャー』ドルフ・ラングレン版。
アメコミ映画が市民権とは程遠い時代で恐らくコミック再現度は低いと思われるけど、原作設定と90年代荒唐無稽アクションが程よくミックスしてなかなかに楽しい。ジャパニーズヤクザ最強!マーベルなのに作中でバットマンの名前を出すのもまだ緩い時代らしくて愛嬌

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