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『クリーピー 偽りの隣人』 

迷作『ドレミファ娘の血は騒ぐ』を、VHS時代にレンタルして以来の黒沢清監督作品。
邦画得意の、舞台や人物設定は原作と同じで中身は半分以上違うというパターンらしい。
前半は最近流行りの猟奇監禁ものの雰囲気だが後半からSFホラーなのかと思う展開で、高校生が授業の合間に妄想したような話に唖然。
こんなくだらん話の映画に関わったスタッフや俳優達がひたすら可哀想になった。
ちなみに本作でも棒読み芝居&大根役者の東出昌大が演じる刑事は原作ではかなり重要な役どころなのだが、あっさり中盤で退場してしまう。
どうせなら香川照之が実は地球を侵略しに来たエイリアンで、藤野涼子が手下のモンスターで変身巨大化し、東京を襲撃するという展開なら面白くなったのに(笑)

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