「ダスト」
Netflixで鑑賞。以前からペッパーボックス大活躍という噂を聞いて気になっていたんですがレンタルどこも置いてなくてね、こういうのがあるからNetflixはありがたい。
でまぁ見てみたんですが、ペッパーボックス大活躍ヤッターどころの騒ぎじゃないですよ。
ペキンパー!!
ペッパーボックス見られたらええかと思ってたらペキンパーですよ!!
もちろん監督は別人、ミルチョ・マンチェフスキーさんという初めましてな方ですが金熊取ってはるんですね。
いや、でも、まさか、ペキンパーですよ!
そりゃあほとんどのドラマパートとかは全然ペキンパーとは違うんですがね、銃撃戦がね、ペキンパーなんですよ。あの戦場の雑多で同時多発的で無慈悲でそれでいて詩的なあの演出!
いや、もう、ほんまに、「フリーファイヤー」で幕を開けた5月の終わりにまさかこんな掘り出し物が見つかるとは思いもせなんだ。
有難いこっちゃ!ペキンパー!! eigadon.net/media/qEtUM_ZmpL5d eigadon.net/media/3C9dVEpHrg2H

ロジャー・ムーア追悼
僕が物心ついた頃には007はピアース・ブロスナンだったんでムーアボンドについてはあまり印象に残ってないんですよね。
ロジャー・ムーアで思い出すのは『どん詰まりの男たち映画』の極北「ワイルドギース」ですね。
「大いなる決闘」のアンドリュー・V・マクラグレン監督による傭兵映画の決定版で、あのオープニングテーマから様々な描写、生き様死に様ともうだだハマりしましたね。

南無阿弥陀仏 eigadon.net/media/cSsrTYAsU5LP

宣伝

京都府精華町けいはんなプラザでは月に一回映画を上映しております。来月以降のラインナップが公開されましたので、希望が叶った喜びついでに宣伝させていただきます。

6月2日、3日
「永い言い訳」
7月22日、23日
「マダム・フローレンス!夢見るふたり」
8月5日、6日
「この世界の片隅に」

近所の方も遠方の方もぜひお越しください。
なんちゃってですが5.1chですぜ。 eigadon.net/media/793RR-LfVc2X eigadon.net/media/kMkMK5z3eWKx eigadon.net/media/9e_4D1RIFxnb eigadon.net/media/S2WfSK4tPBls

「デイブレイカー」
イーサン・ホーク、SF、兄弟
「ガカタ」みたいやなーとか思ってたら、サム・ニールは出るわデフォーは出るわ彼岸島やわゾンビ映画になるわでもう。
とりあえず太陽に向かってマッスルカーが走り去る映画は名作と。

近頃なぜかイーサン・ホーク(喜八風に)に惹かれているもんで、「プリディスティネーション」見返してから寝ます。もっぺん「プリディスティネーション」見てへん自分に戻って、あの「俺何見てるんやったっけ感」を味わいたいなぁ……。

「スプリット」
おかしい、「レディ・イン・ザウォーター」「エアベンダー」「アフター・アース」のシャマランやのに面白い。
「シックス・センス」「アンブレイカブル」「ヴィジット」のシャマランやからか。

マカヴォイはすごいいい仕事してますね。長回しでこう、スッと、人格が変わるのがわかるってのはちゃんとしてるなと。抑えた演出がより演技を引き立てて実に良い。
見られる方はエンドロール最後まで席を立たないようお勧めします。時代の要請に答え続けてきたシャマランという監督の真骨頂を見ることができるかと。

これでようやく「もっと見る」に隠された皆さんの「スプリット」感想が見られる。

母の日映画

あー、「シリアルママ」もう言われてるなぁ。
あとは「フライトプラン」とか「パニックルーム」とかしか思いつかんですね。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol2」 

しかしまぁ、今作も相変わらず仕掛けの多い映像で、あっちこっち感嘆したりツッコミ入れたりと忙しい。いきなりプリスキン!とかウォッチャー初登場じゃない?こんな扱いで大丈夫?とか色々。
明日も早よから仕事ですんでひとまず。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol2」 

いやぁ、良かった。
前作が公開された頃は映画館の映写室で働いていたもんで、映像チェックと言う名目で何度も楽しんでおりましたが、それが今作は更にパワーアップした感じで実に楽しめました。
前作と違い、より個々人の事情が大きくストーリーに関わる展開は個人的にはすごく腑に落ちました。と言うのもはみ出し者がはみ出すのは各々色々あるからで、スッとまとまって仲良しこよしってのはあり得ないと。表面的には上手いこと行っててもどっかで破綻を迎える。その時それぞれが自分を見つめて変わっていくことで、それまで以上の関係になっていくと。
なんと言うか凄い真っ当なんですよ。前作は割とノリ重視というか次から次へと展開が移っていく印象だったんですが、今作は各々の描写を増やしたことでより登場人物に感情移入できるなと。

おはようございます
昨日言っていた「戦争のはらわた」リマスターですが8月26日から全国順次公開だそうです。
DVDについてはまだ情報はありませんがいずれ発売されそうですね。

HELL YEAH!!!!!! eigadon.net/media/6EL5ZcjdxtoF

ガルシアの首
の話はまたいずれ。

スピルバーグは宇宙戦争ですね。父と劇場で見たときの凄いものを見た感がやばかった。
やはり劇場で見られたというのは大きいですね。
トライポッドの大破壊!

戦争のはらわた2!!
2の出ようの無い映画で作るあたりが時代ですね・・・。

夕陽のギャングたち
「ションションショーン」の歌声と共にバイクに乗って現れるコバーンが最高。吹き替え版は小林清志で最高。コバーンが口髭生やした映画は最高。ということで「ビリー・ザ・キッド 21才の生涯」も最高。
レオーネの中では一番好きな、特別な作品ですね。
革命の本質を突く名作。

戦争のはらわた
町山さんが「たまむすび」でリマスター版が劇場にかかるとかDVDになるとか言ってたらしいですけどほんまですかね?
ほんまなら何をおいても駆けつけますが。

Demarcation!
これずっと音でディモケイションだと思ってて単語わからんかったんですよね。
「境界線」この暗号考えた奴最高すぎる。

ビデオデッキ引っ張り出してまた見ようかしらん。

ついペキンパーの話が出たもんで。
戦争のはらわたは、戦争の滑稽さを描くという点で話に出ているキューブリックの「博士の異常な愛情」に通ずるものがあるかと。

ちなみにキューブリックでは「フルメタルジャケット」が好きです。
ハートマン軍曹語録が最高!

戦争のはらわた
ラストは笑って立ち去る、ではなかったですかね?
PPShの乱射のシーンは部下の理不尽な死への怒りを解放する名シーンと。

戦争を専らとするはずのプロイセン貴族であり、鉄十字章を渇望するシュトランスキー大尉がMP40のマガジンの換え方すら知らず混乱して「マガジンはどうやって換えるんだ!」と。
こんな奴に理不尽への怒りをこめて「鉄十字章の取り方を教えてやる」と啖呵をきった自分も含めて戦場の全てが茶番であると悟ったあの哄笑。
まさにペキンパー!

ところでDVD版は字幕がえげつないことになっていましたが、ブルーレイ版は字幕大丈夫なんでしょうかね?

ダンケルク予告
なんというか、ノーランにしてはケレン味の無い映像やなと。
バットマンも出て来なければ街が折りたたまれることも無く、何十メートルの津波も輝くブラックホールも無い。

ただ個人的に気に入ったのはところどころの空の青さ。
「人間がこんなに哀しいのに 主よ 海があまりに碧いのです」という遠藤周作の石碑を思い出す美しさ。

herは吹き替え版がいい!
林原めぐみですよ!
なんて言うか、あの暗転シーン含めて色々叶った感あるなと。

あ、映画としても本当に上質で凄く好きですよ。
悲しいかな物凄い身につまされるものがあって、セオドアに感情移入することしきりでした。
あとやっぱりクリス・プラット。「ウォンテッド」もこんな感じの体型でしたね。 eigadon.net/media/ZBcXZkKvhMGC

一番繰り返し見たのはマトリックスですね。
走る!撃つ!殴る!
映画的快感がこれでもかとぶち込まれるため、横で流れているだけで気持ちいい!
リローデッド、レボリューションはその点不純物が混じりすぎてイマイチ。

あぁ、「パッセンジャー」の悲しみが蘇ってきた。ローレンス・フィッシュバーンのあんな使い方って無いよ……。

生涯ベスト5
1監督につき1作品までにしてようやく。

ワイルドバンチ
夕陽のギャングたち
切腹
無法松の一生
七人の侍

「どん詰まりの男たち」って感じですね〜。
若い頃に見た映画を最近見た映画が超えられないのは思い出補正かしらん?

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