『メアリと魔女の花』バランスが変
前半は珍妙で、妙に長くて締まらない自宅の周りにいる人物たちとのコミニュケーションの数々。ただ、庭師と花の手入れをしている部分、不器用なメアリは花の茎を折ってしまう。後で、魔法の花を毟り取るのと対応関係か、最後に花を棄てていく。不器用だったが魔法の花の効果で、魔法のおかげでメアリは器用になるが、最後は花を魔法を棄てて成長を示す。魔法の花=魔法を棄てる点だけは悪くないが、実を言うと魔法を完全に無効化する魔法が登場してしまう点がバランスの悪さ。魔法の花と同程度に凄いものが何気無く登場してしまう。然も、無効化の魔法をクライマックスの土壇場で使いたがる構成がおかしい。魔法を棄てる話なのに、やっぱり魔法を使って救うのだ。そこら辺バランスがおかしくて、そこは魔法を使わず不器用ながらもメアリの自力で救う手段を創造すべき。着地点が確かに在った筈で、どういう作用が起こったのか、元ある着地点を見失って別の場所に着地している。
まぁあと、観ていて普通に面白くないっていうのも難点。