『キング・アーサー』
つまんない映画に毎回言うが、上映時間長過ぎ。脳筋映画を作るんだったら、半分でいい。筋肉モリモリに仕上げた俳優を配置、馬鹿っぽくオラオラさせるのに、何故に立ち止まる性格にした。さっさと悩みを吹っ切り、ぶん回せよ。勿体ぶる割に場を持たせられない、だから長くなる。主人公のウジウジは本気で殺意が湧いた。彼には理由があるから仕方ないではなくて、映画という媒体の限られた時間の中で、よりにもよって思い悩んでウジウジする場面を積極的に選択をしてしまい、オマケにつまらなく仕上げた所に殺意が湧く。
近しい人間が目の前で、首を掻っ切らる描写を二度繰り返すのだが、ハッキリ無駄だろう。この殺人行為は主人公にとって戦う動機で、観客にフラストレーションをもたらす作用があり、一回で十分。なのに、一回目の時に活劇に繋げられずに保留。ましてや、次の場面で女を口説くなんて論外。一回目で死ぬのが女性なだけに余計。
肝心の“聖剣無双”もCG使い過ぎ、観ていて別にどうでもいい仕上がり。